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リガフェーデ病 20250801
リガフェーデ病とは、先天性歯(生まれた時、または生後間もない赤ちゃんに生えている歯)が原因で、舌の裏側などに潰瘍ができる病気です。
主な症状
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舌の裏側の潰瘍(深い傷): 先天性歯が舌に擦れて、傷ができます。強い痛みを伴うことが多いです。
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授乳困難: 潰瘍の痛みによって、赤ちゃんが母乳やミルクを飲むのを嫌がったり、飲めなくなったりすることがあります。
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不機嫌: 痛みのために、赤ちゃんが常に不機嫌になることがあります。
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お母さんの乳首の傷: 授乳の際に、尖った先天性歯がお母さんの乳首を傷つけ、乳腺炎の原因になることもあります。
原因
リガフェーデ病の主な原因は、先天性歯です。特に、下顎の前歯に生えていることが多く、この歯の先端が尖っている場合に、舌を傷つけやすくなります。
治療法
自然に治癒しない場合、以下のような治療が検討されます。
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歯の先端を丸める・コーティングする: 歯の尖った部分を削って丸めたり、歯科用のプラスチック(CR)でコーティングしたりして、舌への刺激を減らします。
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抜歯: 症状が重い場合や、誤飲のリスクがある場合などには、抜歯が選択されることもあります。ただし、抜歯するとその部分の歯がなくなるため、他の方法を試みることも多いです。
リガフェーデ病が疑われる場合は、早めに小児歯科を受診し、適切な診断と治療を受けることが大切です。
リガフェーデ病とは異なりますが、乳児期に生えてきた歯が気になり、舌の先端を自分で傷つけてしまうこともよくあります。しかし、この場合は、抜歯することはありません。