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ティッシュ「こより」で鼻づまり解消    20251203

ご自宅でできる子どもの鼻づまり解消法の一つ、ティッシュを使った「こより」でくしゃみを誘発する方法について、具体的な手順を解説します。この方法は、特に鼻の奥でフガフガしている鼻水や、自分で鼻をかめない赤ちゃんに有効な場合があります。

 

👃 ティッシュこよりによるくしゃみ誘発のステップ

 

 

1. こよりの準備

 

  • ティッシュを1枚用意します。

  • ティッシュを細長く引き裂きます(幅1〜2cm程度)。

  • 引き裂いたティッシュを両手の指先で挟み、よじりながら、細く固い「こより」を作ります。

    • ポイント: 鼻の粘膜を傷つけないよう、先端は丸く柔らかくなるようにします。また、適度な固さがないと刺激にならないため、しっかりとよじることも重要です。

 

2. 刺激の実施

 

  • お子さんの頭を安定させ、動かないように支えます。(特に乳幼児の場合)

  • こよりの先端を、ゆっくりと鼻の穴に入れます。

  • 鼻腔の入り口付近を、優しくくすぐるように刺激します。

    • 注意: 奥まで無理に入れる必要はありません。鼻の粘膜に触れて「くすぐったい」と感じる程度の刺激を与えることで、くしゃみを誘発するのが目的です。

  • くしゃみが出たら、鼻水と一緒に詰まっていたものが外に出てきます。

    • くしゃみが出なくても、こよりをゆっくり引き出す際に鼻水がティッシュに絡んで出てくることもあります。

 

3. 終了後のケア

 

  • 出てきた鼻水や汚れを優しく拭き取ります。

  • 拭き取った後、鼻の下の皮膚が荒れないように、ワセリンなどの保湿剤を薄く塗って保護してあげましょう。

 

⚠️ ご利用いただく上での注意点

 

  • 優しく行うこと: 鼻の粘膜は非常にデリケートです。強く押し込んだり、乱暴に回転させたりすると、粘膜を傷つけたり鼻血の原因になったりする可能性があります。必ず優しく、ゆっくりと行ってください。

  • 嫌がったら中止: お子さんが泣いたり、頭を強く振って嫌がったりする場合は、無理せず中止しましょう。

  • 適応年齢: この方法は生後3〜4ヶ月くらいまでの赤ちゃんには特に有効ですが、6ヶ月を過ぎると赤ちゃんも力が強くなり、頭を振っていやがることが増えるため、難しくなることがあります。

  • 病状が悪化する場合: 鼻づまりの原因が感染症などである場合、この方法だけでは根本的な解決にはなりません。症状が続く場合や、発熱などの他の症状がある場合は、小児科や耳鼻咽喉科を受診してください。

この方法でくしゃみが出れば、鼻をかんだのと同じくらいの効果が期待できます。試してみてくださいね。

 


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