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スマホ育児:フィルタリング設定     20260112

スマートフォンにおける「フィルタリング設定」は、有害サイトへのアクセスを遮断するだけでなく、「使用時間の制限」や「アプリごとの管理」を行うことで、依存を防ぐための非常に強力なツールになります。

iPhone(iOS)とAndroid、それぞれの代表的な設定方法と、運用のコツを解説します。


1. iPhone・iPadの場合(スクリーンタイム)

Apple製品には標準で「スクリーンタイム」という機能が備わっています。

  • 休止時間:

    指定した時間帯(例:夜20時〜朝7時)は、電話や許可した特定のアプリ以外を使えないようにロックします。睡眠時間の確保に有効です。

  • App使用時間の制限:

    「YouTubeは1日30分まで」「ゲームは1日1時間まで」といったように、カテゴリや個別のアプリごとに制限時間を設けられます。制限が来ると画面がロックされます。

  • 常に許可:

    制限時間内でも、連絡用のLINEや教育系アプリなど、常に使わせたいものだけを除外設定できます。

  • コンテンツとプライバシーの制限:

    不適切なウェブサイトの閲覧制限や、新しいアプリの勝手なインストール、アプリ内課金を禁止することができます。

2. Androidの場合(Google ファミリー リンク)

Android端末では、Googleが提供する無料アプリ「ファミリー リンク」を使用するのが一般的です。親のスマホから遠隔で設定・管理ができます。

  • 利用時間の上限:

    1日の合計利用時間を設定できます(例:平日は1時間、土日は2時間など)。上限に達するとスマホが自動的にロックされます。

  • おやすみ時間:

    夜間のロック時間を曜日ごとに設定できます。

  • アプリごとの管理:

    こどもが新しいアプリをダウンロードしようとすると親のスマホに通知が届き、許可制にできます。また、特定のアプリだけを個別に「常に許可」したり「ブロック」したりすることも可能です。

  • 位置情報の確認:

    依存対策とは別ですが、こどもの現在地を確認できる機能も付帯しています。


3. 設定を形骸化させないためのポイント

技術的な制限(フィルタリング)だけで押さえつけようとすると、こどもの反発を招いたり、制限の抜け穴を探そうとしたりすることにつながります。

  • 「なぜ制限が必要か」を話す:

    「依存が怖いから禁止する」という否定的な伝え方ではなく、「大事な目や脳を守るため」「ぐっすり眠って明日元気に遊ぶため」という前向きな理由を共有することが大切です。

  • 例外ルールをあらかじめ決める:

    「習い事で調べ物が必要なときは延長してOK」「休日は少しだけ長めにする」など、状況に応じた柔軟な運用ルールを親子で話し合っておくと、納得感が得られやすくなります。

  • 「親もルールを守る」姿を見せる:

    こどもに制限をかける一方で親がずっとスマホを触っていると、説得力がなくなります。「食事中や寝る前は親もリビングの充電器にスマホを置く」といった、家族共通のルールに昇華させるのが理想的です。


フィルタリング設定の比較まとめ

機能 iPhone (スクリーンタイム) Android (ファミリー リンク)
設定場所 設定アプリ内 専用アプリをインストール
時間制限 1日単位 / アプリ単位 1日単位 / アプリ単位
夜間ロック 可能(休止時間) 可能(おやすみ時間)
遠隔操作 親がiPhoneなら可能 親がiPhone/Android共に可能

 


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