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インフルエンザA型とB型、潜伏期間に違いはあるの?    20260219

 

「うちの子がインフルエンザだった!……自分はいつ発症するんだろう?」

インフルエンザの流行期、そんな不安を感じたことはありませんか?

インフルエンザには大きく分けて「A型」と「B型」がありますが、実はウイルスが体に入ってから発症するまでの「潜伏期間」に違いがあるのか、気になるところです。

今回は、一般的な目安と、最新の研究データが示す意外な数値について解説します。

●基本はどちらも「1〜3日」

まず、一般的な医療のガイドラインや診療の現場では、インフルエンザの潜伏期間は型に関わらず**「1〜3日(平均2日程度)」**とされています。

A型であってもB型であっても、ウイルスを吸い込んでから体内で増殖し、熱などの症状が出るまでには、数日のタイムラグがあるのが通常です。

●研究データでは「B型の方が早い」という報告も

一般的には「差はない」とされることが多いですが、過去の膨大なデータを解析した研究の中には、「B型の方が潜伏期間が短い」という興味深い報告があります。

2018年に発表された研究論文(Park JE, Ryu Y. Infect Genet Evol. 2018)によると、それぞれの平均潜伏期間は以下のように報告されています。

  • インフルエンザA型:約 1.4日

  • インフルエンザB型:約 0.6日

なんと、このデータ上ではB型は感染から「0.6日(半日ちょっと)」で発症するという計算になります。A型に比べて、B型の方が圧倒的に早く症状が出る可能性があるというのです。

●なぜ「0.6日」という数字が出るのか?

「えっ、B型は感染して半日で熱が出るの?」と驚かれるかもしれません。

この「0.6日」という数字は、学校などの閉鎖空間で流行した際のデータが影響していると考えられます。大量のウイルスを一気に吸い込むような環境では、通常よりも早く発症することがあるためです。

そのため、「B型にかかったら必ず半日で発症する」というわけではありません。

私たちの日常生活においては、ウイルス量がそこまで多くないケースもあるため、B型であってもA型同様、発症までに2〜3日かかることは珍しくありません。

●油断は大敵!数日間は様子見を

研究データ上では「A型は1日半、B型は半日」という差が見られるものの、個人差や環境による差が大きいため、実生活では**「感染機会から3日程度は発症の可能性がある」**と考えておくのが安全です。

「昨日インフルエンザの人と会ったけれど、今日元気だからもう大丈夫」と自己判断せず、数日間はマスクの着用や手洗いを徹底し、周囲への配慮を心がけましょう。


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