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「アレルギー・マーチ」の終止符:5歳からの先手必勝 20260305
「花粉症は大人になってから」というのは昔の話。現在は2歳児でも発症します。そこで今、「アレルギーの連鎖を断ち切る」ための早期治療がトレンドです。
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花粉症を放置すると、将来的に喘息(ぜんそく)を発症するリスクが高まることが知られています。これを「アレルギー・マーチ(アレルギーの行進)」と呼びますが、最新の治療はこの行進を「止める」段階に来ています。
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深掘り研究・論文: 「GAP(Grass Allergy Prevention)Study」(および日本国内でのスギSLIT長期観察研究)
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解説: 舌下免疫療法(SLIT)を早期(5歳〜)に開始した子どもたちは、単に花粉症が治るだけでなく、「その後の新規アレルゲン(ダニやカビなど)への感作」や「喘息の発症」を抑えられるというデータが出ています。
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2025〜2026年の最新トレンドでは、AIを用いた発症予測に基づき、症状が出る前の「プレ・アレルギー」段階で免疫療法を開始する「予防的介入」の研究が進んでおり、花粉症を「一生付き合う病気」から「子どものうちに終わらせる病気」に変えようとする動きが加速しています。
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